自らとビジネスの可能性を広げ続ける「スペシャリスト的ジェネラリスト」

田中達之
執行役員CMO
T.T
2023年5月入社

INDUSTRIAL-X(I-X)ではどんな業務を担当していますか?

主に会社のマーケティング活動を推進しています。
ここでいうマーケティングというのは、売上に直結するようなリードを創出する活動のみならず、市場への情報提供を通した広報活動、会社のブランディング、社員のブランディングなど、幅広い意味でのマーケティングを指しています。
また自社のマーケティングのみならず、当社のコンサルティングサービスの一環として、企業のマーケティング領域の支援にも入っています。
マーケティング戦略策定支援から、具体的なマーケティング施策のエグゼキューションまで、お客様のフェーズ、ニーズに合わせたご支援をしています。

I-Xに入社を決めたきっかけは?

前職は、プロモーション・マーケティング専門の会社に16年間いて、この領域ではある程度のスキルを身につけてきたつもりでした。ただ、マーケティングスキルというのはある意味でホリゾンタルで業種業界に関係なく汎用的なものであるものの、それだけではより深いところでの産業界の知見を身につけることはできず、自分の仕事が本当の意味で日本のビジネスにどこまで貢献できるものなのか疑念を持つことがありました。
転職活動にあたって重視していたのは、「これまでのキャリアを活かしてどう活躍できる環境か」よりも、もう一度チャレンジャーとして「自分がどう成長できるか」という点でした。
そんな中で、偶然転職エージェントから紹介されたのがI-Xでした。web等で情報を調べつつ、初めて面接に行った時、最初から八子が出てきて、会社の理念、やりたいことを熱く語ってくれました。その姿に、「この会社なら、自分が総合的なビジネスパーソンとして成長できる」と強く感じ、実は転職活動をし始めて1社目の面接だったんですが、迷わずすぐに入社を決めました。
田中達之

入社前に想像していたI-Xとのギャップは?

あまりないですね。
逆に「こんなに自分なりのやり方でやってしまっていいんだろうか」と入社時はいつも少し不安に思って仕事してました。
もっと自分の知らない、業界とかこの会社ならではのやり方とかあるんじゃないかと思っていたのですが、気づいたら自分がこれまで培ってきた仕事のやり方そのままでやれていました。

一日の平均的なスケジュールは?

日によって、時期によってスケジュールは変動してますが、朝は3人の子どもとの戦いがあり、保育園へ送ってから出社してます。
そこからはほぼノンストップで夕方まで、社内外社の打ち合わせ、資料作りを混在させながら行い、気づいたらすぐに一日が終わっています。
家に帰ってからは家族との時間を過ごした後、また少し仕事をして就寝という感じです。

仕事のやりがいは?

自分が担当している領域においては、自分の責任のもとでジャッジを下し、業務を遂行できる環境に身を置いていることです。
良い結果になることも、悪い結果になることも受け入れて、自分自身の裁量下でやれることにやりがいを感じてます。
田中達之

入社して一番苦労したことは?

正直、今のところそんなに取り立てて苦労したことのエピソードがあまり無く、、、
別に苦労していない、努力していないとかでは全然なく、日々自分のミッションに追われて、常に「焦り」を抱えて仕事をしているのですが、まあそれはビジネスパーソンとして当たり前だと思ってます。
前職の頃は良くも悪くも「あぁ、これは終わった」「もう社会人として終了だ」と思うようなことが何回かあったんですが、そういうことは入社してからはない、というイメージです。
これは1つには、とにかく徹底して事前準備をするという当社の方針があり、「適当に始める」ということを良しとしないカルチャーがあるが故に、用意周到に物事を進めていく、ということが組織全体としてできているからだと思います。
もう1つ言えば、まだ我々は組織も50人に満たない小さな組織です。なので、何か失敗が起きても組織としてカバーしやすいレベルであると言えます。これが大企業になってくると、失敗の規模も大きくなってくるので、なかなか「簡単に済ます」ということが難しくなってきますし、今の我々の規模だからこそ、失敗を恐れずにガンガンチャレンジしていくということができる環境なんだろうなと思っています。

最近うれしかった仕事上の出来事は?

昨年度当社は初めて黒字決算を迎えることができました。
これは本当に嬉しかったですね。
もちろん自分自身の仕事でちょっとした成功体験をして嬉しいことはあるのですが、そうしたことっていうのは「今起きたこと」であり「今嬉しいこと」です。しかし会社が明確に成長しているということは、「これから先を見据えて」さらに自分自身が活躍・成長できる環境を作れるということになりますし、社会、市場へ我々が価値提供できるレベルを高めることに繋がるということなので、やはり嬉しいですね。

 

I-Xに入って得たスキル、成長したと感じることは?

2つあります。
1つは自分自身が得意としていたスキルをさらに磨いてレベルを高めることができたことです。
自分の強みは、マーケティングの専門的なスキルというよりは、ロジカルシンキング力とプロマネ力による「事業推進」だと思ってきました。ただロジカルシンキング力もプロマネ力も、自分の中で体系化して理解していたというよりは、経験則的に感覚的に持っていたのみの状態で、仕事において「なんとなく活かせる」ぐらいにしか使えていない実態がありました。
でもI-Xに入り、八子が社員向けにこうしたスキルの教育をしていることに触れて、自分が経験則的に持っていたものがどんどん体系立てて理解できるようになりました。これは自分にとって「目から鱗」状態で、完全にこれが自分の強みと理解して、最大限活かせるようになっています。

2つ目は、自分が今まで全く持てていなかった「産業界の知識」です。
自分は今まで製造業をはじめとした日本の産業そのものに深く関わることがあまりありませんでした。それ故に、製造業の現場では実際どのように人が働いているのか、設備はどうなっているのか、どのような課題があるのか、生産性を上げるためのPDCAはどうしているのか、など全くイメージが湧いておらず、製造業のDXといっても、もちろん本などを通して表面的な知識は持っていたものの、本質的な部分では理解が浅い状態でした。
しかし、当社はそうした産業界の企業の方々のご支援をしており、日々現場の課題に向き合っています。私自身は会社のマーケティングを主業務としているので、四六時中そうした案件を担当しているわけではないですが、可能な限り各プロジェクトの詳細を調べるようにしていて、イチ新卒社員のように、こうした産業界ならではの知見を身につけるように努力しています。

将来的にどんなビジネスパーソンになりたい??

生意気を言いますが、「なんでもできるビジネスパーソン」になりたいです。
自分の性格上、いろんなことを自分自身でやらないと気が済まない性格です。
あまり人に頼ることができないという点はもっと改善していかないといけないと反省しているのですが、もっともっと新しいスキル、ナレッジを身につけて、あらゆることができる究極のスペシャリスト的ジェネラリストになりたい、という野望(笑)を持ってます。

I-Xに興味をもってくださる方にメッセージをお願いします

私は全然違う業界から、自分を成長させる環境を探したいという思いでこの会社に入ってきました。そして実際に、日々新しいことに触れて、新しい発見をして、新しいことを学びながら、でも一方で自分が培ってきた能力を活かして、本当に「楽しく」仕事をしています。
I-Xは、もちろん仕事以外の面でもみんな仲が良く楽しい環境はあるのですが、それ以上に、仕事を通して「成長できる実感」を持てる楽しみを抱けることが最大の強みだと思ってます。
こうした「仕事を通した成長」を体感したい方、チャレンジをしたい方、是非お待ちしてます。